八王子市にある、障害者の受け入れを行っている企業に先日実習に行ってきました。
今回の企業実習は、クロスジョブ東京が属している「わかくさ福祉会」に企業の方から直接お声が掛かり、企業見学の後に企業実習という流れで実習を受けさせて頂きました。
加えて、今回の実習は体験実習ではなく、雇用前実習という形でした。
期間は12月01日から12月15日の間の計7日間、2つの部門で事務系の実習を行わせて頂きました。
今回の実習で行った業務内容としては、伝票・給与振り込み口座・調書のファイリング、学内郵便、Excelや専用のソフトを使用してのデータ入力、封筒の解体といった軽作業、伝票の押印等を行いました。
今回の実習を通して抱いた最初の感想は、「自分に合った仕事内容やペースが具体的に見えてきた」というものです。
今回の企業実習は私にとって4回目の実習でした。その為、過去に見学・実習をさせて頂いた企業との比較や、普段の訓練から見えてきた注視すべき点等を頭に入れた上で実習に臨む事が出来ました。
また、同じ企業内の2つの部署で実習を行わせて頂く事も出来た為、より「自分にとって大切なポイントは何なのか」という事について考える事が出来ました。
「働く」という事についてヴィジョンがハッキリとしてきた事は、これから先の就職活動や就職後の生き方について考える上での大きな糧になったと思います。
次に抱いた感想は「事業所で学んだ事が身に付いていると実感した」というものです。
私は「クロスジョブ東京」に通所し始めて、まもなく2年になります。通所を始めてから1年程してから就職活動を始めたのですが、社会人経験がほとんど無かった為、様々な問題や課題点、働く上でのギャップが当初はありました。その為、「本当に働いて自立していけるのだろうか」といった不安を抱えていました。
しかし、クロスジョブ東京に継続して通所したおかげで、様々な事柄についての学びや対処方法を知る事ができ、今回の実習では満点の評価を頂く事が出来ました。
実習をしっかりと行う事は勿論大切ですが、満点評価は初めてだったので、大変驚きました。この経験をもとに、更に自身に磨きを掛けていきたいと思います。
今回の企業実習では様々な事を経験し、今後の「就職」に対する考え方について、今一度考え直す良い機会となりました。
親身になってサポートして下さるスタッフの方々。そして、企業実習を受け入れて下さった企業の方々に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
満月兎