5月24日、大手金融系列の企業見学に行ってきました。実は去年の7月18日に一度訪れた企業でした。
再び訪れた時は、以前と変わらない「大都会に建つオフィスビルの風景」でしたが、この時、自分の心の中身は少し違っていました。それはその企業の実習を受けるためのアプローチと考えていたからです。実際にこの企業見学はそういった意味合いを含み、7月の時とは全くの別個でした。
私は実習を受けさせていただくために売込みをかけるつもりで、事前にスタッフと想定される質問の確認や、当日に緊張を抑える漢方薬を服用して臨みました。しばらくして、会社説明が終盤に入り質疑応答で、私は用意していた4つの質問のうち、一つだけをしました。用意してきた他の質問の内容はその場で尋ねても問題ないものでしたが、なぜか、その場の空気を読みすぎてそうなってしまいました。
質問を一つだけにしたことは決して間違いではありませんでしたが、この時に出てきた「その場の空気の読みのさじ加減」にどこかもどかしさを感じました。しかし、この後担当者の方からさらに求人や採用後の流れ等について説明が追加されました。この内容が何と私が出来なかった残りの質問でした。この瞬間、「神かがっている。あなたは私の心の声を読み取ってくれたのですか!!」と頭の中で叫びました。
この説明会が終わった後、私はその企業の実習を受けさせていただくための申込みと準備を進めようとしているところです。まさか、去年訪れた企業に再び訪れるとは思いもしませんでした。
ペンネーム Chestnuts Rice paddy