就活セミナーに参加しました

2024年10月24日(木)に就活セミナーに参加しました。
就職が決まった利用者さんの体験談でした。
スケジュールとしては、前半に&ジョブに通所を始めてから就職が決まるまでの流れの説明、後半に感想・質問タイムという流れでした。

この方の場合、週3日午前午後の通所から始めて、週3日から週4日、週4日から週5日に増やすということを目標にしていたそうです。
通所から3カ月たって、障がい者雇用のイメージをつかみたいと思い、企業見学を始めます。見学に6件、実習に3件行ったそうです。最初は事務だけ希望だったのが、軽作業の工場もいいなと視野が広がったとのこと。
夏場は求人が出にくい時期なようで、なかなか企業が見つからない、面接で厳しいことを言われるなど、苦しんだ時もあったそうです。
就活を始めて11カ月で、とある企業に声をかけられたそうです。面接、実習後、見事採用されました。応募した決め手は手厚いフォローアップ体制、資格を持っている上司の存在、チャレンジ雇用だということ、自宅から近いこと、スケジュールが決まっている仕事だということだそうです。

感想・質問タイムは、前半の体験談が参加したみなさんの心に刺さったようで、大盛り上がりでした。就活中の方、これから就活を始める方、体験利用中の方など、たくさん質問と感想が出ました。
その中でも特に印象に残ったことをあげます。
この利用者さんは予定の決まった毎日が送りたいとのことで、そんな自分に合わせて、訓練や生活時間の使い方を工夫していたそうです(予定にない訓練を組み込んでもらう、朝早起きするためネットサーフィンをやめるなど)。
就活中に不採用になったときの悲しみの乗り越え方もうまくて、「次はいいところだ」と思うこと、人と話すこと(支援者・家族・友人など)、すぐ次の予定を入れるなどしていたそうです。

就活に限らず困難なことが起きた時、一人で頑張ろうとせず、足りないところをどう補うか。支援者、家族、会社などの手を借りながら、自分にできることをする。そんなことを教わったセミナーでした。

メンチカツ