今回は私が好きな映画を、2つご紹介したいと思います。
1つ目は『マザーウォーター』、2010年公開の邦画です。京都を舞台に撮影されており、鴨川などが出てきます。
ウイスキーしか置かないバー、豆腐店、コーヒー店、中古家具店、銭湯などで働く人々がゆるやかに交流していく様子が描かれています。
特別なことは起こらず淡々と進んでいくので、もしかしたら好き嫌いが分かれるかもしれません。
映像がとても綺麗で、鴨川、水、満開の桜など見ていて癒されます。
川が流れる音、大工仕事のかなづちの音、豆腐を水の中で切る音、コーヒーを淹れる音などの自然音、生活音と、ゆったりしたBGMが重なった美しい音楽も見どころ(聞きどころ)です。
いつか京都に行った際には、ロケ地巡りをしてみたいです。
2つ目は、『南極料理人』、2009年公開の邦画です。
南極地域観測隊の調理担当として、ドームふじ基地に赴任した西村淳さんが書いた本が元になっています。
人気の原作で、最近またドラマ化されたようなので、知っている方もいるかもしれません。
主人公は堺雅人。
妻と子供を置いての単身赴任、舞台は1996~1998年、今のように通信も発達していない為、日本へ家族と電話するのも1分740円かかる。
西村は限られた食材と特殊な環境の中、隊員たちのストレスを緩和すると同時に、飽きさせないメニューを作るために奮闘する、というストーリー。
おじさん達8人のやりとりが面白く、クスッと笑える場面が沢山あります。
そして、出てくるごはんがとにかく美味しそう!おにぎりとアツアツの豚汁。伊勢海老の天ぷら。自分で作ったラーメン。などなど…
見どころが沢山なので、ぜひ最後までみて欲しいです。
皆さんも、気になったものがあれば、ぜひ見てみて下さい!
TK