このたび七月の終わりから八月の最初にかけて、企業実習を行いました。
梅雨明けを迎えたと思えばうだるような暑さに包まれ、クーラーの冷風が恋しくて通う足が早まってしまう、夏特有の日々。涼しさでリフレッシュをしての実習は身の引き締まる心地もひとしおで、真剣な気持ちを強く持って取り組めました。
作業は名刺作成と書類の電子化を主として、その他事務補助と関連した作業の見学をさせて頂きました。今までとは勝手が違う初めての作業で焦り、戸惑うこともありましたが、そんな時にはお声掛けを頂き、焦って適当に行うよりも腰を据えて正確な作業をこなすことが大事だ、としっかり学ぶことができました。また分からないことがないかを都度確認して頂き、最終日までに一通りの工程を行えるようになりました。
私は以前から、緊張に負けて体調を崩しやすく、また自分の限度を超えて働き無茶をしやすい、という課題を抱えています。不安から力が入りすぎて空回りすることもあり、どれだけ気持ちを落ち着けて作業に取り組んで、いかに就業時間まで息切れせずにできるかを訓練で調整しながら模索してきました。
そんな中で今回の実習では、休憩のタイミングを指示して頂いたり、体調や緊張などについて聞いて頂いたり、或いは作業の工程を根気強く丁寧に教えて頂いたりすることで、日を追うごとに心にゆとりを持って作業をこなせるようになりました。職場内の方々も優しく、私の理解や作業などの進行度合いをよく見た上で進めてくださり、大変助かりました。とても貴重な経験です。
こうしたご指導を通して、私に必要な心構えとはなにか、働くために大事にすることは何か、を再確認できました。この先就職するまでに、良い機会を頂いたと感じています。
今回の実習を受け入れてくださった会社様に、この場でお礼申し上げます。ありがとうございました。
P.N Tsk