二度訪れた企業で

2月28日、多摩市にある通信教育・出版を手掛ける大手企業の特例子会社の企業見学に行きました。

実は5年または6年前のゴールデンウィーク頃に一度訪れたことがありました。それは兄の家族と共にその企業が一般公開をしているプラネタリウムを見に行ったことです。今思い出すとその会社に入った時と久しぶりに訪れた時との違いを感じています。

詳細を申し上げますと最初、その企業を見たときは大都会に立つビルに見えました。そこ入ったとたん「うわあ、無礼講で構わないのはわかっているけど、ラフな私服でいざ入ると場違いなことをしている。」と思わず言葉をもらしそうになりました。

しかし、今回はスーツを着用と企業見学という名目で入らせてもらっているため、気にすることなく入ることができました。

各業務についての説明が始まると清掃の仕事のバックヤードで驚くものを目にしました。それは洗濯干しにゴム手袋が干されていました。各自に一つの洗濯干しが割り当てられて、そこから一人の社員が使用するゴム手袋は何種類も使っていることも分かりました。話によると、色ごとに清掃する場所に合わせた使い分けをしているとのことでした。

この使い分けで共感するところがあります。それは私が清掃の訓練で掃除機とコロコロクリーナーを使い分けているところです。これらを使い分けるに当たって、人が作業している付近には掃除機から音や排気口の風が出ないコロコロクリーナーを使用し、こうすることで、清掃作業で人に迷惑をかけない工夫をしています。

色違いのゴム手袋を清掃する場所に合わせて使うことにきっと何かあるに違いないと思いました。

これまでの見学では清掃の仕事を目にするのは初めてで、どこか、クロスジョブの訓練で似通っているところがいくつか見られて、訓練でやってきたことが活かせるのではと思った企業見学でした。

ペンネーム Chestnuts Rice paddy