6月4日午後、私を含む利用者4名と司会進行役を務めるスタッフで「自分の言いたいこと、考えたいこと」について議論しあうグループワークに参加しました。
当日、事前に自分の考えをある程度まとめていたので、私はこれと言った緊張感や深く考えすぎることなく気軽に臨んでいましたが、開始直後のアイスブレイクで話す1分間スピーチのネタを考えてくるのを忘れていました。まさに「大まかなところに目がいきとどいて、足元を見落とす」という油断を犯しました。
しかし、テーマが「私の好きなこと」という比較的やりやすいものであったため、私は自分の趣味から話しの題材にして、即席で作り上げ、話をすることが出来ました。紙ベースの原稿を作らず、頭の中で仕上げてすぐに話が出来た結果に「私は天才だ!」という程ではありませんでしたが、「凌ぎ切った。何だ、やれば出来るじゃん!」と自画自賛をしてしまいました。
本題に入って、話が進んでいく中で「言いたい事がどんどん出てきてしまう」、「慣れてない、あるいは想定外のことに出くわしてまとまらない」、「やるべきことが多すぎて、プレッシャーを感じる」、「メモにまとめて整理する」など様々な言葉が出てきました。これらの言葉に誰もが「あるある」や「まさにその通りだ」という共感する部分が見られました。また、「それは違うだろう」という意見はほとんどありませんでした。
終わってみると、私はもう一度別の議題でグループワークを開催して欲しいと願っています。理由は自分の実体験が今回のグループワークに役立てられたからです。実際に私が「履歴書や職務経歴書の作成に苦労していること」、「職務質問を受けた過去」、「理髪店で散髪してもらう時に、口でなく顔写真で説明する」など実体験を話しに出せて、グループワークで飛び交って出てきた言葉に説得力を持たせることができました。相手に説得力を持たせる訓練の意味では、このグループワークはいいかもしれません。
ちなみに私がこのブログに取り掛かった際、言いたい事がどんどん出てきてしまって苦労しました。
ペンネーム Chestnuts Rice paddy