クロスジョブ通信 第20号を発送します

今回のクロスジョブ通信では、4~5月の在宅訓練の成果をどーんとご紹介します。お互いに“いいね!”をつけあい、得票順に誌面をまとめました。通信お届けに先立ちまして、第一位の成果をご覧ください!

「少し時間の掛かるお菓子達と紅茶」
この写真は在宅訓練中の、ある週末に掛けて作ったお菓子達とその時に飲んだ紅茶の写真です。左側の檸檬柄の器に載っているものが「ウィーク エンド シトロン」で、右の器に盛りつけられているものが「檸檬とグレープフルーツのゼリー(グレープフルーツ乗せ)」です。
今回は特に「ウィーク エンド シトロン」の方に力を入れて作ってみました。
「ウィーク・エンド・シトロン」というお菓子はパウンドケーキ等を代表とする「バターケーキ」の一種で、名前に「シトロン」と入っている事からわかる様に、檸檬の風味を生かしたケーキです。名前の由来は「週末に大切な人と食べるケーキ」だそうです。前述の様に週末に掛けて作ったのはそれが理由です。
このお菓子は、基本的に檸檬の皮と果汁を使用するお菓子なのですが、檸檬の風味をそのまま反映させる事は難しいところも実は多いです。果実特有の酸味を再現するという点もそうなのですが、特に「香り」が扱いづらいです。なぜならば、檸檬の香りの元は揮発性の物質である為、焼き菓子にするとどうしても香りが落ちるからです。そこで、今回は幾つかの文献やインターネット上の情報等を見て「ケーキに使用する砂糖に予めレモンの皮(白い部分も含む)・果汁を入れて香りを移し、そのまま生地に入れる」「檸檬の酸味を出す為、クエン酸を使用する」「檸檬果汁と砂糖を混ぜたシロップを焼きあがったバターケーキに掛け、寝かせる」といった工夫を施してみました。
以上の様な点に加えて、もう一つのお菓子も完成までに時間が必要なお菓子だった為、写真の状態になったのは調理開始からかなり後になってしまいました。しかし、その甲斐あってか出来上がったお菓子達は爽やかで、とても美味しかったです。(M)