去る5月9日から13日の1週間、東京立川の障害者職業センターにて、適性検査の追加調査に伴う実習作業の受講いたしました。
受けた作業訓練は、種類は大きく分けて2種類ありました。
1つ目は「立川青果店」という仮想店舗を作り、「製造部」「配送部」「経理部」「人事部」などに担当作業者(訓練実施者)を分割して作業を行った仮想店舗での訓練。2つ目は「JST」という、社内での「報・連・相」の正しい行い方や、トラブル発生時の応答の仕方などの解説でした。
1つ目の作業を自分が受けた感想としましては、作業の得意な面と苦手な面とその克服方法がしっかり分かったことでした。
まず出来た面は、比較的補充などの臨機応変に動く作業、検品などの人が計測を行った分量が間違っていないかの確認、基本的な計算処理を、比較的正確に速く行えた点があがりました。
逆に苦手な面としては、計算する項目が複数ある場合、眼で抑えているだけだと、隣の項目を間違えて計算に含んでしまい、計算方法は正しいのに、間違った答えを出してしまうこと。補充や計測が慣れてきたときに、前回と同じ量を容器に補充してしまい、検品の際に引っかかってしまったことがあがります。
また、それらの対策としては、計算する項目のリスト・途中式をしっかり書く、検品の際に再チェックを行うこと、提出前にチェックを欠かさないことが挙がりました。
続いて2つ目「JST」につきましては、積極的にRPに参加し、やったことない作業を頼まれた際の対処や、体調が微妙な状態「今日がんばると明日仕事ができなくなるけど、大事な残業がある」などの細かい場面での対処についてわかりやすく解説していただいたのは非常にありがたかったです。
また、他所でも同じ場所でもいいので個人的にJSTを受け、今後の就職活動に役立てる機会というのをつくっていただけると仕事で非常に助かると実感しました。
最後に総合的な感想としましては、実習訓練といっても学ぶ面が多く、自分のできている面、足らない面をしっかり見ることができた1週間になり、有意義に過ごせてよかったと思います。今後の訓練と体験実習を通じて、これらの課題を取り組み、クリアしていきたいと思いました。
H.N 相模のカナトー