先日、国立障害者リハビリテーションセンター主催の高次脳機能障害支援事業関係職員研修に行ってきました。
センターは埼玉県所沢にあり、広々とした敷地にいろいろなリハビリ研修・施設があり、その一角のリハビリテーション学院で研修が行われました。
2日間にわたる研修は、初日は座学のみ、最終日は座学+グループワークというスケジュールで参加者は、北は北海道、南は鹿児島から来ており、総勢140名くらいの方が参加していました。
以下研修内容の目次です。
初日
①高次脳機能障害及び支援普及う事業の概要
②神経心理学的検査の実際
③医学的リハビリテーションの実際
④地域における相談支援の実際
⑤生活訓練・就労訓練の実際
2日目
⑥社会的行動障害への対応と支援の実際
⑦家族支援の実際
⑧小児支援の実際
⑨自動車運転の実際
⑩グループワーク
高次脳機能障害に関して医療から福祉、家族・生活に至るまで非常に幅広い分野を網羅した研修というのはこれまで受けたことがなく、非常に充実した研修でした。とても実践的な内容が多く、知らなかったことを知ることができ、また知っていたことも改めて点検することが出来ました。
医学的、神経心理学的分野など、まだ理解しきれてない部分もありますが、今回の研修内容は、高次脳機能障害をお持ちの方だけなく、幅広い分野での対人援助に活用出来るヒントがたくさんある内容だと感じました。
余談ですが、
昼食はセンター内の食堂でカレーを食べました。
自然豊かな敷地内を眺めながら、ほのぼのとした気分になれました。
おかまつ