先日までパソコン訓練時に名刺入力の作業を行っていました。
訓練の中に「アンケート入力」という内容もありますが、今回はお客様からいただいたお仕事なので、アンケート入力の時以上に緊張しました。
作業内容は「画面上に表示されている名刺画像を見ながら専用の入力フォームに打ち込んでいく」というものになります。一見、簡単そうに見えますが注意力と集中力、正確性が要求される作業です。
基本的には見たままを入力していくのですが、一定のルールが存在しており、そのルールに従わなければいけません。
例えば、名前の文字に旧字体など特殊な漢字などが使用されている場合、その文字を見つけ出すことは、苦戦したところです。
旧字体や一部、人名に使われている漢字は普通の漢字変換では表示されないので、手書きで入力して候補を探します。
ワープロ時代みたいに、取り扱い説明書の巻末についていた4桁のコード入力というような面倒さはなくなりましたが(わかる人にはわかるはず)、手書き文字検索は作業効率が落ちやすいです。
そして、肝心の名刺は、そのままスキャンした画像データから読み取るので、縦や横、見えやすいフォントや見慣れない毛筆フォントは読みづらく、デザインもフォントも様々であったし、各社の名刺も様々な特徴がありました。
その他にも、東京生まれ東京育ちで、関東以外にはあまり縁のない(他地方へは旅行で九州へ数回行った程度)私には読み方の分からない地名がちらほらとあり、読めない地名に遭遇するたびに「日本って意外と広いな」なんて感心していました。
最初はフォームの開き方など解らない事もありましたが、パソコン操作や入力は「かなり早く仕上げることが出来る」と自負しています。
今回の作業は自分に合っていたようで、多い時は150枚以上の名刺データを入力することができました。
ただし、全集中状態になると疲れがすごいです。
今回の作業は特に「時間内に最低〇枚」というようなノルマは存在しませんでしたが、自分の中の競争心に火が付き「私はやればできる、自分を信じるんだ!!」という、最近はやりの作品の主人公のように自分に言い聞かせながら作業に取り組みました。
そのせいか、普段のアンケート入力は1回あたり15分程度が限界なのですが、名刺入力は「やろうと思えば1日通しで出来そう」という感覚になりました。
入力後は「ベリファイチェック」と言って、他の人が入力したものを確認・修正する作業を行います。
実は、こちらの作業もやったのですが、個人的には名刺入力よりも労力を使ったような気がします。
どうしてか?明確な理由は分かりませんが、自分で入力するよりも他の人が入力したものを確認する方が疲れやすいのかもしれません。
そして、チェック作業中にふと「私が入力したやつ、間違いはなかったかしら?」とちょっと心配になってしまうこともありましたが、無事作業を終えることができました。
これらの作業を終えてみて、このような責任がある仕事を私に任されるということは、自身の能力を正当に評価され、認めてもらえたという自信になりました。
また、見直しの重要性について、改めて実感させられました。
最後に感想を…「自分、GJ!! d(´▽`*)」
国産バナナ