企業実習を終えた感想

5月20日~24日の日程で、八王子市内にある製造系の会社に企業実習に行ってきました。

製造系の会社には、以前別の会社で企業実習を受けたことがあるのですが、そちらでは主に半導体の部品の検品が主な作業で、物づくりの作業を行うのは、初めてのことでした。

実習先では、依頼された会社に納品するための部品の組み立てやパーツの裁断等をおこないました。具体的には、パソコンのキーボードの下部分にあたる部品を組み立てるものや、工場で使用されるリールテープやミラーを用途に応じたサイズに裁断するといったものです。

会社では正確性とスピードが求められましたが、特に求められたのがスピードでした。スピードを重視する理由を指導して頂いた方に伺ってみたところ、依頼された部品の製作、組み立てを納期に間に合わせる必要があるためと、また、大量の部品をできるだけ短い期間で仕上げなければいけないので、常に作業速度を向上する必要があるためということでした。

また、自主性も重視しており、前述の作業効率の向上の方法を自分なりに模索する必要があり、私はこれに苦戦し、満足のいく結果を出すことができませんでした。実習終了後、私は以前通っていた大学で、私の代でゼミに入ることが必修になり、それが義務付けられた理由が、自ら考え、行動する能力を養うことを目的とするためだというエピソードを思い出しました。私には、この思考力が不足していたという考えに至るようになりました。

今回の実習で自分の改善すべき点が見えたので、具体的な対処策を練った上で、事業所での訓練や実習、就職活動に活かせるようにしていきたいと思います。

ラカンカ