秋が到来し、ほんの少しずつ涼しくなり始めた10月某日。
Y市にある企業様へ、雇用面接の為に伺いました。
CJ東京の午前の訓練を終え、担当の方と一緒に八王子からY駅までJR線乗り換え無で向います。とはいえ、やはり目的の駅までだいぶ時間がかかる為、“練習通りに上手く話せるのか”“緊張のあまり不必要な情報を口走らないか”“体勢が崩れてだらしなくならないか”……などの不安が嫌でもこみ上げてきます。
時間がかかるならいっそのこと駅に着くまで眠っていたいと思うも、CJを出る直前まで仮眠を取ってしまい、寝るにも寝れず、落ち着かない状態が続きました。
Y駅から企業様までのルートは事前に調べておりましたが、思っていた以上に近く、早くすんなりと到着しました。面接時間までのほんの少し時間があり、その間に“絶対に採用されるぞ!”という気持ちの切り替えで自身の中にあった不安を押し退け、面接への意気込みをしっかりと整えてから、いざ企業様の中へと足を運びました。
面接担当の方へ案内され、いよいよ面接開始。
よくある質疑での面接練習はしましたが、必ず変化球のある質問もあるだろうと身構えており、私の中で緊張感が増すものの、面と向かって拝見する面接担当はとても優しそうな雰囲気で、身構えていた緊張感が少しずつ緩和されていくのが自分でもわかりました。
質疑内容も事前に送らせて頂いた履歴書と職務経歴書を担当の方が見て、気になったという項目の詳しい内容を尋ねられ、当時の事を思い出しながら回答させて頂きました。
面接が終了した時には既に1時間が過ぎており、私の中では20分程度しか経ってない気分になるほどあっという間でした。自分の事を訊いて貰える事、私の拙い言葉を聴いて貰えていたという事の安心感を改めて知ることが出来たと思います。
冒頭でも書きましたが、八王子からY駅まではJR線1本でいけるもののやはり時間が掛かってしまい、私の自宅からY駅までの通勤時間は恐らく他の就労希望の方と差があり、ハンデになってしまっていると思います。ですが、そこで諦める選択はありません。
合否の結果はまだわかりませんが、もしも就職が決まった際には通勤時間をハンデと思わず、多少遠くたって無理なく通える事が出来るんだぞ!という事を他のCJ利用者さんに少しでも伝える事ができればいいなぁ、と思います。