グループワークの感想

クロスジョブ東京では数ヶ月に1回「グループワーク」というプログラムがあります。これは、いわゆるディスカッション(議論)のひとつです。特に就労に関することについて、ある一つのテーマに沿って話を進めていき、意見を共有することで今後の生活に役立てるというプログラムです。しかし議論といっても、ここではあまり堅い雰囲気ではなく参加者は否定意見以外ならば自由に発言をすることができ、自分としても非常にやりやすいと思うものとなっています。で、そのグループワークが5月1日(金)にありました。今回のテーマは「職場での立ち居振る舞い」についてです。

この「立ち居振る舞い」とは職場において円滑な人間関係を築くために、それに関するマナーや態度、姿勢、言動など全般を表します。一般的には礼儀やビジネスマナーと考えればいいかと思います。今回は2枚の資料を読みながら、自分が思ったことや疑問に思ったことなどを挙げ、それについて、みんなで話し合っていくというスタイルになっていました。

私が思ったのは職場で求められる「立ち居振る舞い」とはどんなものがあるのかというのは、やはり参加者の間でも同じ意見が出てきました。しかし、それを今、分かっていても現在の訓練や日常の生活では全くできていなかったり、課題にしているという人も多かったです。私も就職の経験はありませんが、たまに訓練をしていると「この立ち居振る舞いは本当に合っているのか。」などと考えてしまうことがあります。しかし悩んでいることは、みんな同じで、あまり深く考えないほうがいいのかもしれないなと思いました。これはクロスジョブ東京の訓練で十分に解決できる(学べる)ということが分かり、本当にいいグループワークになったと感じました。

最後に、担当スタッフが教えてくれたことですが、「立ち居振る舞い」というのは礼儀やビジネスマナーなど「これが正しい」というのはありません。すべては自分が、その職場でうまく働き、働きやすくするための「術(すべ)」であるというように考えると非常にやりやすいのではないかということを教えていただきました。私も「立ち居振る舞い」を決して堅いイメージでとらえずに、これからも自分なりでも訓練を頑張っていきたいと思いました。

クロスジョブ東京 島村