「累(かさね)」の映画をみて

私の家のテレビはCSチャンネルも見れるようになっていて、テレ朝、日テレのCS版とかアニマックスと色々ありますが、CSチャンネルの中でも過去にやった映画をノーカットで見られます。CMもなしで見られますが、今回その中でも書きたいのは日本映画専門チャンネルで2019年11月に放送された映画「累」です。元々漫画が原作でそれが映画化になり、土屋太鳳、芳根京子が出ていて、最初ポスターとか予告を見たときは「怖そうだな」と思いましたが実際見たらやはり怖い映画だなと思いました。

物語は芳根京子演じる伝説の女優の娘、累は、優れた演技力を持っているが、外見に醜いコンプレックスを持っていて、一方の土屋太鳳演じる女優ニナは美人ではあるが女優として伸び悩んでいる。累は亡くなった累の母、透世から渡された口紅を持っているが、実はその口紅には顔を奪うことができる不思議な力を持っていて、その口紅をめぐってお互い欲望が増し火花散らしあっていく。

日本映画専門チャンネルでやっていたのを録画して見ましたが、やっぱり衝撃と怖さがあり、途中思わず早送りしてしまった記憶もあります。中でも主人公の土屋太鳳、芳根京子の演技力も衝撃でした。

土屋太鳳演じるニナが芳根京子演じる累を罵倒するシーンも衝撃だし、予告にも出てましたがニナが累をハイヒールで地面に踏みつぶすシーンも衝撃だし「コワ!!」と思いました。舞台で演じるシーンもすごい演技力だと思いましたし、今まで見たことない演技だと思いました。一方、芳根京子演じる累も衝撃でした。中でも衝撃だったのは途中累が叫ぶシーンがありますが、そのシーンは本当に爆発力のある演技だなって思い衝撃でした。怖いなと思うシーンもあり、これはネタバレになってしまうかもしれませんが、累がニナを睡眠薬で眠らせるシーンがありますがその時累がセリフを言い「睡眠薬、普通の人より多い量ですけどニナさんが飲んだらどうなるんですかね~」というシーンが本当に怖かったなと思いました。芳根京子も今まで見た事のない演技だなと思いました。

怖いのを見たい人、ドロドロとした映画を見たい人にはぜひおすすめです。あと、映画に出ている土屋太鳳、芳根京子の普段のイメージとは違う演技が見られるのでそこもおすすめだと思います。

n.m.